ドッグフードの値段の違い!激安フードには(9個)理由がある

値段の違い

ドッグフード(ドライフード)のメリットは

  1. 袋から出すだけで簡単
  2. 賞味期限が長い
  3. 常温で保管できる
  4. 成分が凝縮されている
  5. 価格が安い(経済的に継続し易い)


と、様々なメリットがあり、その中でも「値段が安い」も1つですね

とは言え、値段もピンキリで
ドライフードの中でも、非常に安価なものから、高価なものまで

「高級品」とか、「プレミアム」とか
価格が高いものと、安いものでは、いったい何が違うのでしょうか?

量販店に行くと、1kg200円300円も珍しくなくビックリすることも!
10kgや20kgと大袋にいれて、1kgの単価を安く販売している物ありますよね


国内製と海外製


基本的に、海外と比べると
日本は、まだまだ、遅れていると言うか?品質が全然違いますね

国内メーカーで市販で売られているのは
穀物がベースとなったもの、また、副産物や添加物が含まれているのが主流です


アメリカやヨーロッパなどは
グレインフリーや無添加は、一般化されています

人間が食べれる原材料を使ってる、ヒューマングレードも珍しくない
原材料や製法などを、細かくチエッックすると、明らかに違いを感じる!

そう言った中でも、
国内のペットフードから、独自こだわりを持ったメーカも増えつつあり

極端に安いドッグフードと比べると
そう言った意味では、価格差が目立つ傾向ではありますよね!


価格の違いの大きな点は

主原料が肉で、穀物を使っていない


原材料が、品質が良い「肉・魚」を使っている


国産品の原材料を取り寄せて使っている


こだわりのある原材料を使っている


穀類を使っていない(グレインフリー)


人間でも食べられるレベル(ヒューマングレード)


タンパク源として、副産物を使っていない


合成添加物は使っていない(無添加)


独自の製造製法で安全管理も徹底している



逆にいうと、安いものは

原価の安い穀物を主原料としている!
原価の安い副産物をタンパク源にしている!
高温高圧で製造して大量生産している!




原価の安い原材料と大量生産方式


ホームセンターなどでは、当たり前のようにペットフードコーナーが設けられて
基本的に、市販のペットフードは、安く販売しているのですが・・・

スーパーやホームセンターなどの量販店で販売するにあたって
価格競争も含めて、安い設定にしないと売れません!

価格を抑えるために、穀物が主原料となり、副産物を使われる傾向となる

そうなると、当然、嗜好を上げるための添加物や
酸化を防ぐための添加物を使わざるを得ないことになりますよね


在庫もたくさん抱える必要もあり、大量生産方式でコストも下げ
必然的に、2年以上の賞味期限を確保するために、酸化防止剤も使われますね




ペットフード安全法は本当に安全


原価の安いものを使っていようが、法律的に問題あることではありませんし

もちろん、国内では、「ペットフード安全法」に基づいて
添加物には、上限値が定められていますので、一応は安全が確保されているのですが

ただ、そもそもの基準がどうなの?
ペットフードは「食品」ではない! 食品扱いでないが大丈夫?

食品関連の法令は、(食品衛生法、食品表示法)など
厚生労働省管轄の法令として、人の健康を損なわない為に様々な規制が設けられ

ペットフードに関しては、食品扱いとならなく
農林水産省管轄となり、「ペットフード安全法」が、平成21年に施行されている

「ペットフード安全法」では、
「添加物は2種、農薬は5種、汚染物質10種、その他1種」の物質に上限を定めて

その他の添加物に関しては、
安全性を確認(注意)を払って、各メーカーでの判断で使用することができる


添加物に関しては、一部の物質に上限を定めているが
基本的に、食品扱いではないので・・・

「ペットフード安全法」は、穴だらけのザル法と言われる所以とは!

① 5%未満の原材料の表示の義務がない
② 最終工程が日本であれば、日本と表示できる
③ そもそも罰則規定が無い


加工食品も同じなんですが、5%未満の意図せぬ混入は表示義務がないんです
万が一、有害物質が混入していても知ることができないので不安材料になる


例えば、中国の原材料を使っていても最終工程(パッケージング)が
日本であれば、「原材国を日本」と表示できる


語弊な言い方をすれば、最低限の基準さえ満たせば
大きな大きなマーケットで利益率を出せる仕組みになっていると言い換えられる





これだけは避けるべき「添加物・副産物」


ある一定の添加物に関しては、上限が定められているとは言え
その他の添加物に関しては、基準が設けられていないのが現状です

特に「犬・猫」は、1日が7時間と言われていて、
犬種にもよりますが、10歳、12歳~15歳16歳くらいが寿命となりますよね

そう考えると、毎日毎日、添加物が含まれている食餌をすることは
犬にとっては良くないので、添加物が含まれていない無添加を選ぶべきですね!

有毒物質が、どんなに少量であっても、長年に渡って蓄積されれば
健康を害する可能性が、どれほど高いかは想像つきます

ドッグフードの「添加物」ってそんなに悪いもの? そんなに危険


ペットフードの製造過程の中で添加物を使えば、表示義務がありますが
原材料に含まれている添加物に関しては表示義務がありません

どう言うことかというと、
例えば、副産物を加工するにあたって添加物を使用しても表示義務がなく

例えば、チキンミールなどの、〇〇ミール(副産物)
要するに、加工薬剤が使われていたとしても分からないと言う事ですね!

もちろん一言で「副産物」は危険なな物
とは、言い難く、安全性には、問題ないものもあるでしょう!

ただ、こればっかりは分からない側面があり
とりあえず、「使っていないものを選ぶ」としか言いようがありません^^;

肉副産物って危険なの?問題点は?ただ「安全≒品質」は別の話




穀物は与えるのはダメなの?犬は「肉食・雑食」?


穀物に問題があるか?ないか?となると
異論は様々で、

先祖が狼だから肉食で、肉を与えないとダメだ!的なことは
いろんなサイトでもテーマになっているようですが・・・

犬は雑食です。狼も雑食性が強いことが分かっています
但し、体(歯の構造、消化管の構造)が、肉食の特徴もっているので

犬は「肉食に近い雑食動物」と、言うことが言えますね
要するに、穀物を消化できるが得意ではない、肉の消化は得意!となる


ですので、穀物(炭水化物)は、与えない方が良い!
とはならなくて、栄養素的には炭水化物は必要となるのですが

ただ、やはり、肉(タンパク質)が、主原料となるのが好ましく
少なくとも、穀物がたくさん使われているのは避けるべきと考えます

基本的に、穀物に変わる炭水化物の食材はたくさんあるので
愛犬の体調や体質なども考慮して、消化吸収に良い原材料を選びたいです

もちろん、良質な肉を原材料にすることで
価格も比例することにはなりますが、妥協したくない部分でもありますね
グレインフリーのドッグフード!穀物が与える犬への影響は?




値段が高ければ良いドッグフードなの?

じゃぁ値段が高いものを選べば良いの?

高ければ良いペットフードだ!と、思い込んでいる人も一定数いますが
もちろん、価格だけで判断基準にはなりません

どんな原材料を使っていようが、
最終的に成分が満たされていれば何の問題もない!との言い分もあるのですが


もちろん、適正な成分のバランスも重要ですが
大事なことは、いかに「消化・吸収」されることかです

加工食品より自然な食材の方が、健康上メリットがあることは明らかですよね

加工された副産物に加えて、ペットフードを製造
何度も、高温高圧処理されたものが、消化吸収に言い訳がありません

そう考えるとやっぱり一番は、生肉を与えるのが良いのですが
手間(栄養管理)とかも、さることながら、経済的に大きな負担が掛かりますね!

それこそ、1ヶ月、2万3万、大型犬ではもっと経費がかさみます
お金の余裕がある方は、生肉を与えることでメリットは大きいです


例えば、ドライフードが、「1,000円/1kg」くらいで買えるものは
その商品の原価って?いったいいくらくらいなんだろうか?

もちろん原価のほかに、
設備維持費や人件費、広告宣伝費などなど経費としてかかってくる訳ですが

価格が安いと言うことは、必然的に原価の安い原材料が使われることになり、
当然ですが、安いのに質を求めても仕方ない!と言う事です

基本的には、価格だけで判断はして欲しくないのですが、

ただ、ここまで、激安フードとの価格差を見れば
ある一定の価格は、適正価格として見るべきになるのではないだろうか


少なくとも、「1,000円/1kg」以下のペットフードには、
穀物が中心で、副産物、添加物が含まれているものが「ほぼほぼ」ほとんどですね!

定価で「2,000円/1kg」「3,000円/1kg」の物は、
ある程度、品質の良い原材料になる傾向(目安)に、なるのではないだろうか!