愛犬の便秘がちに悩む!4っの改善策で解消!効果的な食べ物は

便秘の原因

「便秘」とは、排便の回数が少ない!又はしぶりが見られる場合に
「便秘」と位置付けられる。重度の「便秘」は、食事管理と薬物治療が必要となる!


便秘

愛犬が、便秘で悩んでる方も多いと思われますが
便秘は、人にとっても辛い病状ですが....

犬にとっても、辛いはずです!
便秘は、疾患ではなく、病状の1っですので、

病状によっては
早めの診察!が、必要になる場合もあるよ!



犬や猫の排便の習慣に関する、正確な情報が得られづらい一面もあるが
人と比べると、犬の「便秘」は、はるかに少ないとされていて

ただ、一般的に多いとされているのが「軽度な便秘」で
水分量が少ないために、便が出にくい状態になってしまう!

便の回数は、個体差によって、また、食餌(ドッグフード)によって様々ですが
成犬の場合は、1日に「2回~3回」が一般的ですので、

少なくとも「1日に1回以上」のウンチをすることになる!
1日でなかったら「おかしいな?」、2日でなかったら「ちょっとやばいぞ?」


便秘

また、1日1回以上の排便がされているけど

  • 硬くてコロコロしてる!
  • いつもより量が少ない!

と、いつもと異なってくれば便秘の前兆


猫では、無分別な摂食が原因で便秘になることは起こりにくいが
犬の場合は、無分別な摂食が原因で便秘なることが多いと報告されている

便秘の病状

通常は、「しぶり、排便困難、腹痛」が典型的で

慢性的に経過すると、「体重減少、食欲不振、嘔吐、抑うつ」が認められる




便秘の原因

便秘の原因!4っの改善策とは

① 水分不足

毎日の水分補給は、とても大切になって
正常な水和状態(物質が水に溶けて溶液の状態にあるとき)が重要

ただ、個体差によっては、あまり水を飲まないタイプもいますので
あまり、飲まない子は、特に気を使って工夫する必要がありますね!


② 1日当たりの食餌回数を変える

1日当たりの食餌回数を変える

1日に2回が、食餌の回数として一般的ではあるようだが
例えば、1日2回であれば、3回4回と回数(量は同じ)を増やしてあげる

少量ずつ、回数を増やすことで、胃結腸反射が頻繁に起こり、
一度に大腸に流入させることを軽減させて、結腸の運動パターンを助ける

胃結腸反射(胃に入ると大腸が動き始めて便が直腸に運ばれ便意を感じる)

食餌の回数(結腸の運動)と、食後の軽度な運動を
組み合わせることによって、便秘の改善が得られることも考えられる!


③ 食物繊維の不足

便秘の犬に、「食物繊維」を増量することで
多くの場合で改善が見られていて、一番効果的とも言われている!

食物繊維は、二種類の働きを持つものに分けられることになり、
不溶性食物繊維(非発酵性)と、水溶性食物繊維(発酵性)

それぞれ異なった性質(特徴)を持ち、腸内環境に役立ちます
発酵性および非発酵性の繊維源が、便秘の改善に推薦されていますね!

水溶性食物繊維(発酵性)
腸内で「発酵・分解」されると、善玉菌が増えて腸内環境よくする

不溶性食物繊維(非発酵性)
腸管移動率を増加させるのに効果が得られる


便秘がちのワンちゃんに多いのが、「水溶性食物繊維」が不足している
または、双方の食物繊維が不足している傾向がありますので、

この二種類の食物繊維(不溶性、水溶性)をバランスよく摂取することで

「便の水分含有量、結腸の運動性、腸管移動率」を正常化に働きます!

特に、食物繊維を強化した、ウエットタイプのドッグフードに変えることで
非常に良好な形で、便秘の改善に大きく効果が得られることになりますね!

結腸運動に特に問題が無いが、慢性的な便秘では
(不溶性/水溶性)混合の食物繊維は、少なくとも「7%/乾物量」は必要とされ

軽度の便秘の場合は、徐々に食物繊維を増量することが望ましい

但し、重度の便秘(結腸の運動性が失われている)の場合は、
食物繊維で、結腸の運動性を刺激されず、逆に悪化要因になってしまうので注意



④ 運動不足

日々の運動は大切で、運動不足は、消化管の運動性を損ない
必然的に水分補給も少なくなるので、便秘になりやすい傾向がある

食餌後に散歩など、軽度な運動をさせることで、
食後の後に、排便をすることも多いようです


環境の変化やストレスが原因で便秘になるのか?は、定かではありませんが
心当たりがあるのであれば、ストレスの軽減するように対策してみて下さい!


骨と生肉
====
生肉は、動物性タンパク質が豊富なうえ、消化吸収にも非常に優れるので
メリットも大きく、消化器官に適した理想的な食餌なのですが

犬では、「骨や生肉」と「便秘」との関係性もしられているので
与え過ぎにも注意が必要になるようです!


また、鉛の過剰摂取も便秘を起こす要因で
鉛を含むものを誤食することで、便秘を促すことがあるようです





カロリー密度と消化性

カロリー密度が高く、高い消化率の食餌は、適正な栄養分を摂取しつつ
はっきり確認できるほど、便量を減少させることができます。

重度の便秘(結腸の運動性が低下)の場合は、
軟便剤や浣腸剤、場合によっては、腸洗浄が必要になってきますので


カロリー密度や消化率の食餌によって便量を減らすことにより
「軟便剤や浣腸剤」や「腸洗浄」の回数を劇的に減らすことができます


ですので、薬物治療を行う上で、
便量を減らすことは、非常に管理の負担を軽減できるので有効となりますね!


ただし、軽度の便秘では、「カロリー密度や消化率」を高くすることで、
食物繊維が含量が下げることに繋がりますので、

「カロリー密度や消化率」は、それほど重要ではありません




薬物治療

動物病院で診察が必要

軽度の便秘は、一過性で自然に治る場合や
或いは「食餌療法」で、解決することが多いと思われるのだが

中度・重度、または、再発するなどの場合によっては^^;
薬物治療が必要になることが多いようです

薬物治療
「水浣腸、下剤の投与、座薬、結腸運動改善薬」などを用いて治療を行う



体重減少、食欲不振、嘔吐、抑うつ
或いは、食餌治療で改善してきたが再度、便秘になってきた!

こう言った病状が出てきた場合は
「中度・重度」の便秘と思われるので、診察を受けて獣医さんに相談するのが良いですね


便秘は病状の1っなので、
他に疾患として問題を抱えている場合もありますし

「重度」の便秘では、
「神経筋系疾患、機械的疾患、炎症性疾患、代謝性/内分泌系疾患」など

様々な疾患が認められている場合が多くなってきます!

画像の説明

疾患によって便秘に!

  • 結腸運動性の低下
  • 腸内が狭くなっていたり
  • 感覚が鈍くなってしまう
  • 代謝が落ちてきて
  • 会陰ヘルニア、骨盤の異常で、うんちが出しにくくなる



速やかに、適正な処置を受けることが望ましいですね!