ドッグフードの「原産国」に注目!先進国との違いはなにか?

ドッグフードは、国内はもちろん、いくつもの国で作られたものも多々あります

日本人の感覚としては、「やっぱ国内でしょ!」と、
国内で作られた方が安全で安心だ。そうほとんどの方が感じていると思う。

実際に、食品関連は日本国内が安全なのは、ある程度、確立されていますよね

ただ、ドッグフードに関しては、ヨーロッパなどと比べて非常に遅れていて、
ペットフード安全法が制定されたのが、2009年と最近の話だ^^;




日本でのペット文化の歴史が浅い!

近年は、日本でも「動物愛護」に関する環境が進んできてはいるが
まだまだ、ヨーロッパと比較しても遅れている国でもあって

動物愛護活動が盛んな、先進国のイギリスとは100年遅れていると言われてる



ドッグフードが初めて広まったのは19世紀後半
1885年には、アメリカでドッグフードメーカーが設立されています

日本では、1950年頃には、アメリカからドッグフードを輸入されていましたが
国産のドッグフードを、製造されたのが1960年と、だいぶ遅れを取っている


ドッグフードの品質について

安全性や品質に関しても、
アメリカでは、古くから「安全性や品質」を保証するシステムが適用されているなか

日本では、飼料でも食品でない状態がしばらく続いて
2009年(平成21年)に、「愛がん動物用飼料の安全性の確保関する法律」

いわゆる「ペットフード安全法」が、施行された!

「環境省・農林水産省」が定めたペットフード安全法

国が、安全なペットフードの為に守る基準・規格などを定め、
事業者はそれを導守して製造・輸入・販売を行うことを義務図づけられた



要するに、ドッグフードが製造されて50年近く
飼料でも食品でない、安全が保証されないまま販売されていたわけです

「ペットフード安全法」に関しても、まだまだ基準が緩く
食品とは扱われていなく、未だに質の悪い成分が配合されているのが現実です




画像の説明


諸国でのドッグフードの基準について

ドイツ

ドイツ

ドイツは、「犬の権利」が最も認められている国で
「飼育環境や犬の散歩」など、細かく定められた条例も多い

人が食べられる(ヒューマングレード)

ドイツでは、FEDIAF(ヨーロッパペットフード産業連盟)に加入
ドッグフードは、人間が食べることができる原料で作らなければならない

ヒューマングレードとは、人が消費するために認可した製品
人間が食べられる基準の素材で作られたドッグフードを指す




イギリス

イギリス

イギリスも、動物愛護先進国としてレベルが高く
動物関連の法規も数多く、犬の権利も法律で守られている

厳格な安全基準、厳しい規制

イギリスでは、PFMA(イギリスペットフード工業会)に加入、
英国のペットフード業界を代表する貿易機関で、英国市場の90%以上を占めている

厳格な安全基準を設け、厳しく規制しています。
原材料として扱うのは、人間用の食用肉として検査に合格した健康な家畜のみ



アメリカ

アメリカ

アメリカも、動物愛護先進国として歴史が長いが
動物を保護する法律は、州(50州)ごとに定めている

一部の州でも、独自のペットフード規制

アメリカは、FDA(食品医薬品局)、AAFCO(全米飼料検査官協会)
「FDA」規制と、「AAFCO」検査機関での安全基準が設けれれている

また、一部の州でも、独自のペットフード規制も実施しています

「FDA」は、ペットフードに使用される成分が安全であり、適切な機能を有することを保証
「AAFCO」は、FDAと協力して、ペットフードの栄養基準の指針をだす

AAFCOは一般製品の試験を行い「合格」「不合格」などの判定を出す機関ではありません




日本

日本

日本は、動物愛護後進国
動物愛護先進国と比べると、日本はかなり遅れてるようです

2009年に施行された「安全法」は、まだまだ緩い

日本では、「環境省・農林水産省」が定めたペットフード安全法を基準
この規約は、「AAFCOやFEDIAF」を元に制定されたものと言われているが

「ペットフード安全法」には、まだまだ抜け穴も多く、基準が緩く完全ではない
危険と言われている添加物も、まだまだ数多く使われているのが現状だ!




基本的には、先進国とされるヨーロッパや米国は、ペットに関する法律や規制があり
ペットフードについても、いくつもの基準が厳しく定められている

日本での、食品事情は安全検査が厳重に行われて、
「安全が守られている」と、言ってよいレベルで、基本的には安心しているのだが!

ところが、ペットフードに関しては、

「日本の物は安全でしょう!」と、本来ならば、信頼したいのだが
現状は、人間が食べれる食品と同等の物が提供されてはいない!

一部の品質のよいペットフードを除けば、
「畜産副産物や穀物」をベースとし、アレルギーや成人病の原因となるものを使用

普通に「トウモロコシや小麦」が、肉よりも多く含有されて使用しされている傾向だ

その背景には、「ペットフードは食品扱いではない!」

2009年に「愛がん動物用飼料の安全性の確保関する法律」が施工されたものの
ペットフードは、食品として扱われていないので、

食品関連の法令「食品衛生法・JAS法・食品表示法・健康増進法」など、
これらの法令は、原則として適用されないことになる




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