ドッグフードの原材料について!把握する点は?チェック項目は
これだけは避けたい!危険な原材料を把握しておいて
ドッグフードには、様々な原材料から成り立っていて
一応は、栄養バランスが整ったものとして、販売されていますが
価格だけで選ばないで、原材料についても細かくチェックする必要がありますね!
特に、国内産は、食品として扱われていないのが現状です
愛犬に、安心できるドッグフードを与えるためには
原材料を把握して!添加物を把握して!良質なドッグフードを選びましょう!
原材料の表記の注意点
ドッグフードのパッケージには、原材料として表記されていて
(使われた原材料名や添加物名が書かれている)
これは「ペットフード安全法・ペットフード公正競争規約」によって、義務付けられています
表記されている原材料は、それぞれの使用量が多い順から記載
「個別名、分類名」を表記、添加物は何のために使われたか用途名も記載
例えば「ラム肉、トウモロコシ、コーングルテン、コーングルテンフィード」
と、表記されていて、「ラム肉」が使用量が多いように思われますが、
同じ種類の「トウモロコシ、コーングルテン、コーングルテンフィード」
これらを合わせると、「ラム肉」より大幅に使用量が多い場合がありますね!
副産物とは
主産物の製造過程から必然的に派生する物品
副産物は、人間が食べられない部位を粉状にしたもの
食肉加工業で、食用となる部位を除いたもので、
例えば「内臓、頭、足、羽、骨」など、人間が食べられない部位を指す
食肉加工業からレンダリング工場に渡り、高温高圧で溶かせば「油脂」となり
絞りかすが「○○粉」といわれる副産物で、ペットフードに使用されている
このような表記が最も多い
「肉類、家禽類、鶏肉類、魚介類」副産物、「肉粉、魚粉、あらびき粉、骨粉」ミール
「○○副産物」「○○粉」「○○ミール」「○○パウダー」「○○エキス」
肉類とは
非常に曖昧な表記で、品質的にも好ましくない素材の原材料となる
良質のタンパク源を主原料の場合は、
例えば「チキン20%、サーモン10%」と、明白な表記されているのだが
肉類(チキン等)、肉類(チキンミール、チキンレバーパウダー)など
非常に曖昧な表記になって、何が入っているかわからない
特に、低価格のドッグフードは、
「〇〇ミール」「〇〇パウダー」「〇〇粉」「〇〇エキス」と
品質が疑われる素材が盛りだくさんに使っていて、
極端な話かもしれないが、「4Dミート」の疑いも持たれても仕方がない
「4Dミート」とは
「Dead, Dying, Diseased、Disabled」の頭文字「D」
死にかけている、病気になった、身体の不自由な、死んだ家畜に由来する肉
それは汚染されているか?そうでなければ腐敗して、それらを不適切な物質
人間が消費するには不適当とみなされている。
Dying | 死にかけた動物の肉 |
---|---|
Diseased | 病気のある動物の肉 |
Disabled | 障害がある動物の肉 |
デット Dead | 死んでいる動物の肉 |
本来ならば処分されるべき材料
「4Dミート」とは、現実的にありえるのか?となると
正直、わかりません。見分けることも不可能ですし、現行の法律では把握できない
過去の事例で「犬猫の死骸を一般廃棄物処理の認可のない肉骨粉加工業者に委託」 というニュースがあったりするのも事実
少なくとも、「10kgで1,000円」「2kgで500円」など、
格安すぎる製品は「4Dミート レベル」と、言わざるを得ない
添加物とは
「甘味料・着色料・発色材・保存料・増粘安定剤・酸化防止剤・製造用剤」など
様々な目的で用いれられていて、多くのドッグフードに適用されている
① 栄養バランスを整えるため
② フードの品質を保つため
③ フードの製造加工のため
④ 風味や外観を良くするため
など、目的によって添加物を配合されている
この添加物の中には、危険な成分が配合されているものがほとんどになるので
基本的には、「無添加」が好まれるて安全を意味する
低価格になるにつれて、添加物がたくさん使われている傾向になる
このような表記が最も多い
着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)
増粘安定剤(アルギン酸エステル)
保存料(ソルビン酸カリウム)
酸化防止剤(BHA、BHT、没食子酸プロピル、エリソルビン酸ナトリウム
製造用剤(二酸化ケイ素)
穀類とは
「トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉、小麦、米」などの総称
ドッグフードの主原料として「穀類」が含まれている商品が多いですが
根本的に、犬は「穀類」を苦手として、あまり好ましくはありません
デメリット
- 主成分が炭水化物となり栄養素が不適切
穀物が主原料は特に、炭水化物が多く摂取してしまいタンパク質が不足する - 消化吸収率が低い
「穀類」は消化によくなく、消化不良(下痢)などの病状が起こりやすい - 穀類はアレルギー源が含まれている
特に(トウモロコシ・小麦)は、アレルギーが起こしやすい食材
このような表記が最も多い
とうもろこし、トウモロコシ粉、コーングルテンミール、コーングルテンフィード
さとうもろこし、パン粉、ホミニーフィード、小麦ふすま、米糠、中白糠、
小麦全粒粉、小麦粉、玄米、脱脂米糠、小麦ブラン、小麦粉、ライスブラン
穀物を主原料としたドッグフードが多い中
穀物類不使用(グレインフリー)の、ドッグフードは健康上的にも好ましい!
油脂類(動物性油脂、動物性脂肪)とは
油脂類(動物性油脂、動物性脂肪)は、酸化するのが早いので
酸化防止剤(BHA、BHT、エトキシキン)など、使われている
「BHA、BHT、エトキシキン」は、ペットフード安全法で、
含有量が定められてるものの、食品には「NG」とされている添加物になる
微量とは言え、毒性が高く、発がん性に問題がある添加物なので
あまり好まれない成分として認識されている
ビートパルプとは
サトウダイコン、甜菜(テンサイ)ともいわれている植物は、
砂糖の主原料として持ち入れられていて
産物が砂糖となり、その絞った残りかすが、副産物(ビートバルプ)となる
(糖分を絞った残りを乾燥させた粉末化したもの)
ビートバルプは、
食物繊維が豊富で、馬など家畜のえさとしてもよく使われます。
ドッグフードにも、よく使われていて
原材料に「ビートバルプ」と、記載されているものをよく見かける
但し、「ビートバルプ」には、
賛否も多く、よくない原材料として懸念されている
- サトウダイコンから砂糖を搾り取る過程に、硫酸系の薬品を使用されることがある
- ビートバルプには、犬のうんちを必要以上に固めてしまう性質がある
硫酸が残留している可能性が十分に考えられる点
本来の便の調子が分からなくなってしまう点
豆類とは
「タンパク質と油脂」の両方を多く含み、経済性が高い作物
タンパク質源として、「豆類」が使われているドッグフードが目立ち
多くのメーカーが、「良質のタンパク源」という言い分でよく使用されている
ただ、賛否の意見として、犬は植物性のもは消化するのが苦手とし
また、粉末状に加工した「脱脂大豆、大豆ミール」は、
「胃拡張・胃捻転」の原因という考え方もあるようです
但し、「胃拡張・胃捻転」と、大豆の原材料との間に因果関係が有る事を実証は無い
このような表記が最も多い
豆類(大豆、大豆エキス、おから粉末、大豆粉末、脱脂大豆、大豆ミール)
まとめ
- 「〇〇類、〇〇等、〇〇他」など、曖昧な表現の副産物を避ける
- 「〇〇ミール」「〇〇パウダー」「〇〇粉」「〇〇エキス」などの副産物を避ける
- 「着色料・保存料・酸化防止剤」などに、危険な添加物が使用されていないか確認
- 「穀類」が主原料の物は避ける。できれば穀物類不使用(グレインフリー)がよい
- 油脂類(動物性油脂、動物性脂肪)が、主原料として含まれているのは避ける
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